ガーラ

いすゞガーラは1996年に、前身のスーパークルーザーをフルモデルチェンジして生まれた大型観光バス。その後、日野自動車とのバス事業の統合により、2005年に、フルモデルチェンジした統合モデルとして「ガーラ」が登場。日野自動車とのバス事業統合後は、ジェイ・バスにより製造されてる。

現行モデルのバリエーションは、4種類。大型バスのガーラスーパーハイデッカー（ガーラSHD）、ガーラハイデッカー（ガーラHD）、9ｍの中型バスのガーラハイデッカ－９（ガーラHD-9)、また、コストパフォーマンスにすぐれた大型バスのガーラハイデッカーVP（ガーラHD-VP）

大型バスのガーラSHD、ガーラHD、ガーラHD-VPについては、観光仕様、高速路線仕様、の両タイプがある。中型バスのガーラハイデッカ－９については、観光仕様のみとなる。

最新の安全性能と環境性能が特徴。衝突被害軽減ブレーキシステム（歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ）、車間制御クルーズ、可変スピードリミッター、車間距離警報装置、車両安定制御システム、車両ふらつき警報、ドライバーモニター、車線逸脱警報、ドライバー異常時対応システム（EDSS：Emergency Driving Stop System）等が装備されている。

エンジンは、8.9Lの直列6気筒・ターボインタークーラーのA09C-VK型と13Lの直列6気筒・ターボインタークーラーのE13C-AEの2種類。ともに、世界でも最も厳しいレベルの「ポストポスト新長期排出ガス規制」に適合し、「平成27年度燃費基準」も達成している。ミッションは、6速AMT、7速AMT、6速MT、7速MTの4種類の展開となっている。