今週、一本の電話が鳴りました。
「久しぶり! しんがいちゃん、元気?」
聞き覚えのある声の主は、以前、中古バスの達人でバスを購入された個人の方でした。
そのお客様は趣味でバスを購入し、旅行やドライブを楽しんでいる方。久々の連絡に、バスに不具合でもあったのかと身構えたのですが…
「バスの運転、やっぱり楽しいよ! それでさ、バス運転手に転職ってできるもの?」
なんと、ついに趣味と実益を兼ねて、バスの運転を仕事にする気になったらしい。
そんなわけで、お客様にご説明した「個人でバスを楽しんでいた人が、バス運転手に転職できるのか?」についてを解説します!
バス運転手になるには? 必要な資格は?
バス運転手になるためには普通の大型免許ではなく、「大型二種免許」が必要です。これは旅客を運ぶ業務を行うために必須の免許で、普通の大型免許とは異なり、接客スキルや安全運転の適性も問われます。
しかし、すでにバスを運転している人なら、運転スキルの習得は難しくないでしょう。
まだ大型二種免許を持っていなければ、以下の方法で取得可能です。
– 教習所で取得する(最短17日~1か月ほど)
– 一発試験に挑戦(難易度は高め)
– 会社によっては免許取得をサポートしてくれる制度あり!
バスの運転経験者であれば、2種免許の取得をサポートしてくれる会社は多いです。バス運転手の求人情報については、専門の求人サイト「バス運転手の達人」をみてください。2種免許の取得サポートをしている会社の求人情報が、たくさん掲載されていますので、要チェックです。
バス運転手の転職市場は?
実は、今、バス業界は深刻な運転手不足なんです。高齢化に加えて、コロナ禍でバス運転手から運送ドライバーなどに転職してしまった人も多く、さらには2024年の働き方改革による労働時間の短縮もあり、人手不足が加速しているんです。各社が積極的に新しい運転手を募集していますよ。
– 路線バス… 比較的安定した勤務体系
– 観光バス… 繁忙期と閑散期の差はあるが、旅行好きには魅力
– 送迎バス… 学校・企業・病院の送迎など、日勤がメイン
未経験からでも応募できる求人が多く、異業種からの転職者も増えています。
しかも、「すでにバスを運転している」という経験は、かなりのアピールポイントです!
バス運転手の収入はどのくらい?
「バスの運転が楽しい」とはいえ、やはり気になるのは収入面。バス運転手の平均年収453万円(2023年)です。全産業の平均と比べても遜色ないです。>詳しくはこちら
バスの運行形態によっても違い、一般的に下記の順番で、高速バスの運転手が一番高くなります。これは、夜間手当等がつく等の影響ですね。
- 高速バス
- 観光バス
- 路線バス
- 送迎バス
大手の会社か、中小かでももちろん異なりますが、各種手当ては会社によって結構違います。
- 基本給
- 各種手当(残業・深夜・休日手当など)
- 賞与
- 昇給
などが組み合わせ年収が違ってきます。
以前に比べると長時間労働も解消され、以前にイメージに比べると、意外とちゃんとした収入になっています。
まとめ:バス好きなら一度挑戦してみる価値アリ!
「バスを趣味で運転しているけど、本当に仕事にできる?」
答えは「YES!」
- 大型二種免許があればOK!未経験歓迎の会社も多い
- バス業界は運転手不足で、今がチャンス
- 収入も安定していて、しっかり稼げる
運転が楽しいと思えるなら、それを仕事にするのは最高の選択肢かもしれません。
そんな言葉を電話口のお客様に伝えると、
「うわ、めっちゃワクワクしてきた!」
と、嬉しそうな声が返ってきました。
もし、バス運転手に興味があるなら、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
バスの求人情報は、バス運転手に特化した求人サイト「バス運転手の達人」をご覧ください
もちろん趣味でバスに乗る時は、当サイトに随時掘り出し物件をアップしていますので、お問い合せお待ちしてま~す しんがい拝